ちいさいひと 青葉児童相談所物語|漫画1巻読んだ感想

ちいさいひと1巻|虐待はあなたの身近にも存在します

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子どもの虐待の事件は頻繁にテレビでも報道されています。

 

しかし、実際にはそんな報道の何倍も事件が起きているのが現実です。

 

毎日のように生まれたばかりの子供から中学生になるような子供たちまで、知らないところで虐待を受けているのです。

 

そんな子供たちを救うことができる機関・児童相談所。

 

虐待の可能性のある子供を保護し、時には保護者から隔離して施設や里親の元へと送り届けてくれる施設です。

 

本作品「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」では、22歳の新米の児童福祉司・相川健太が虐待にあっている子供たちを救い、力になっていきます。

 

通常、子供がメインの漫画の主人公は女性が多いのですが、この作品は男性向けの雑誌に連載されていたこともあり、主人公はおっちょこちょいで熱血マン。

 

彼は小さい頃に母親からひどい虐待を受け、児童福祉司に保護された過去を持っています。

 

その為か子どもの虐待には人一倍に敏感でちょっとしたキッカケからも危険を感じ取ることが出来るのです。

 

時には周囲が驚く程の行動力と熱意で子供たちを救っていく健太。

 

彼が初めて遭遇した虐待事件は、青葉児童相談所に配属されてから、わずか二日後に起こりました。

 

1歳6ヶ月検診に訪れないと心配されていた少女の母親からの電話を取った健太。

 

声を荒らげ、もう家に来るなと叫ぶ態度から虐待の可能性を感じ取ります。

 

ただの勘ではあったものの、調査を進めていく内にその子の姉も行方不明なことが発覚。

 

強制的に家を捜索した結果、不衛生な環境で監禁され餓死直前だった姉妹を発見することができました。

 

あと数時間遅かったら死んでいたであろう姉妹。

 

母親は身勝手な動機で姉妹を監禁しており、挙句の果てにはママの子失格だと傘で殴りつけようとする始末。

 

許すわけにはいきません。

 

しかし、そんな目にあってでも母親のことを信じている少女の姿には考えさせられるものがあります。

 

子供はどこまでも純粋に親のことを信じているのです。

 

全ての子供が幸せになれるような世の中を目指すために、私たち大人にできることは何なのか…?

 

重たいテーマながら、熱く優しい主人公の活躍のお陰で最後は気持ちよく読みきることができます。

 

どうぞ、少しでも気になったらお手に取ってみてください。

 

私たちが目をそらしてはいけない現実がこの作品にはあります。

 

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