【ちいさいひと 青葉児童相談所物語】漫画2巻あらすじネタバレ

ちいさいひと2巻|凍りついた目をする子供と心に傷を抱えた母親

ちいさいひと
青葉児童相談所物語
単行本:2巻

 

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(2巻あらすじ)
幼い兄弟が道を歩いていたところ、近くの保育園に保護された。

 

兄の方は体中にひどい傷を負っており、腕にはタバコを押し当てられたような跡が見られた。

 

連絡を受けた健太たちは急いで保護に向かうも、兄弟は保育園からいなくなっていた。

 

親の元に戻ったらまた虐待を受けてしまうかもしれない…

 

そう考えた健太は必死に聞き込みをし、兄弟の行方を探すのであった。

 

その頃、母親に発見され家に連れ戻された兄弟の海斗と優馬。

 

海斗は義理の父親から虐待を受けていた。

 

言うことを聞かないといって殴られる海斗は凍りついたような視線を父親に向ける。

 

それが余計に父親をカッとさせ、虐待に拍車をかけていた。

 

母親もまた、過去に夫にDVを受けていた経験から父親に言われるままに海斗に手を挙げていた。

 

そこに偶然にたどり着いた健太。

 

玄関先に三輪車やおもちゃがあることから目を止めたのである。

 

しかし両親は咄嗟に留守を偽った為、幼い兄弟は発見されなかった。

 

呼び出しがかかり、一旦戻らざるを得ない健太。

 

無念が強く、再び兄弟の搜索に出ようとするが止められる。

 

皆、同じ気持ちで一刻も早く片付けて捜索の時間を作ろうとしている。

 

それを聞いた健太は皆に心からの礼を伝えるのであった。

 

会議をしている健太たちの元に昼間、兄弟を保護した保育園から連絡が入る。

 

兄弟の靴が落ちており、そこには船のイラストが書いてあったというのだ。

 

特徴的なイラストに思い当たるフシがあった健太は写真をメールで送ってもらう。

 

それは最後に訪ね、留守だった家の前にあった三輪車に書いてあったイラストと同じものだった。

 

あの家に兄弟がいる!

 

確信した健太は周りの協力を得て急遽、海斗と優馬の兄弟の保護に駆けつけるのであった。

 

幼い兄弟の運命やいかに…

 

>>ちいさいひと2巻読んだ感想

ちいさいひと2巻|登場人物紹介

相沢 健太

通報により、兄弟の保護に駆けつけるが行き違いになる。
電話で兄弟の靴が見つかり、そこに描かれた船のイラストから兄弟の家を突き止める。
家に入られたら裁判所の許可がいるところ、体を張って兄弟を保護することに成功する。

 

海斗

虐待を受けていた兄弟の兄で母親の連れ子。
実の父親から風呂に沈められたり、母親が殴られるところを見ておりトラウマになる。
虐待を受け、全ての感情を放棄して凍りついたような目をしている。

 

優馬

海斗の弟で父親の連れ子。
虐待は受けていないものの、兄への暴行を身近で見てきた。

簡単に癒えることのない虐待の記憶

連れ子がいる者同士の再婚は一見、子育て経験があるのでうまくいきそう。

 

しかし、そうではない場合もあるのです。

 

相手の子供に懐かれず、イライラして虐待にはしってしまう。

 

また、過去のDVの記憶から自分が殴られるのが怖くてパートナーに逆らえず子供を虐待してしまう。

 

心の傷は簡単には癒えず、思わぬ弊害を生むこともあるということが知らしめられています。

 

それでも子供は親を守ろうとし、楽しかった記憶を大切にしています。

 

純粋で、だからこそ守り正しい道へ導いてあげたいと感じさせられます。

 

主人公の熱意によって今回も幼い命は救われました。

 

しかしまた、虐待によって傷ついた親子は簡単には一緒になれないことを知らされた主人公。

 

彼もまた、まだまだ成長していかなければならないのです。

 

>>3巻あらすじネタバレ

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