ちいさいひと6巻|虐待に遭うのは幼い子供だけではない
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配信サイト:まんが王国
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児童相談所が対象としている児童は18歳まで。
つまり、中学生や高校生も保護の対象になっていくのです。
ここまで大きくなったらもう虐待なんて自分で対処出来るでしょう。
そう思うかもしれませんが、まだまだ心は成長していない部分もあるのです。
特に性について知り始めた中学生くらいの子にとって、大人の向けてくる性的な感情は虐待になることも…。
健太が小学生の交通ボランティア中に出会った少年・涼介とは互いの近況を話し合うほどの仲でした。
そんな涼介の彼女・彩香の母親が再婚することになったことから事件は始まります。
再婚相手の鳴海は穏やかで優しい雰囲気の男性でした。
父親を知らない彩香にとっても感じがよく、好印象な人だったのですが…。
実は母親でなく、彩香に興味があった鳴海はふたりっきりになる時を狙いお風呂を盗撮したり、入浴中にお風呂に入ってきたりと迫ってきます。
しかし、お父さんとして普通のスキンシップを装うところが卑劣さ!!
母親には言いづらく、誰にも相談できずに悩む彩香でしたが、涼介になんとか助けを求め児童相談所を訪れます。
そこでも自分の状況をはっきり相談できない彩香。
中学生で、ましてや女の子が性について他人に相談するなんてハードルが高すぎます。
これくらいの年齢になると自分の中に抱え込んでしまうので、小さい子供より発見やケアが難しいように感じますね。
ましてや性的な虐待なら尚更です。
しかし、心にも体にも確実にトラウマは確実に残るでしょう。
些細な兆しも見逃さず事件を未然に防ぐ児童福祉司。
どこまでも範囲の広い職務内容に頭が下がる思いがします。
生まれたばかりの子供から18歳に近づいている少年少女まで、すべての子供が幸せになって欲しい。
その為に死力を尽くして力になってくれる人たちがいる。
このことが分かっただけでもこの漫画を読んだ価値があると思います。
あなたもこの作品に触れ、虐待について考えてみませんか?
少しでも自分の意識を変えること、それで救える命があるかもしれないのですから。
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