【スマホ漫画】ちいさいひと 青葉児童相談所物語|あらすじネタバレ情報

ちいさいひと 青葉児童相談所物語|漫画あらすじ紹介

ちいさいひと青葉児童相談所物語
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児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
青葉児童相談所物語
作者:夾竹桃ジン

 

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配信サイト:まんが王国
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夾竹桃ジン・作、水野光博・シナリオ、小宮純一・取材、企画協力による「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」は2010年から「週刊少年サンデー」にて不定期連載され、2012年に「週刊少年サンデーS」に移行して2013年まで連載されました。

 

少年誌にしては大変珍しく児童虐待という子供をテーマにしている作品で、主人公が男性というのもまたこちらのテーマとしては珍しいケースです。

 

主人公の新米児童福祉司の奮闘を描いた作品で、リアルな描写が現代の児童虐待の実態を見事に表現しています。

 

(漫画あらすじ)
青葉市の児童相談所に勤めることになった新人の相川健太。

 

彼は幼い頃に母親によって虐待を受けた過去を持っていた。

 

勤務先の副所長・藤井は幼い頃の健太を保護した児童福祉司。

 

時を経て成長した健太は恩人の藤井と共に今度は自分が虐待にあっている子供たちを助けるべく、児童福祉司になったのであった。

 

普段はおっちょこちょいでいつもネクタイが曲がっているような健太であったが、虐待の兆しに関する勘の鋭さは人一倍。

 

ひとりの母親のちょっとした声の荒げ方から虐待を察し、緊急性を訴える。

 

慎重に行動しなければ無駄足を踏む、そう言って動こうとしない所長相手にも先回りして情報を集め小さい命を救うことに成功した。

 

時に暴走しがちな健太であったが、その情熱は周りの先輩や上司をも動かす。

 

彼は一人でも多くの子供に信じていい大人がいることを、幸せになる権利があるということを知ってほしいという夢を叶えるために今日も奮闘する。

 

>>1巻あらすじネタバレ

ちいさいひと 青葉児童相談所物語|登場人物紹介

藤井

健太の勤める児童相談所の副所長。
幼い頃に虐待されていた健太を命の危険から救った恩人。
彼に憧れて健太は児童福祉司を目指した。

 

黒木

健太の勤める児童相談所の所長。
問題を起こすこと、自分の評価が下がることを気にする保身タイプ。
何か起こっても無理に動くことは反対するが、健太の熱意によって徐々に変わっていく。

虐待にあう子供たち…大人ができることって一体!?

児童虐待なんて自分はするわけない…、そう思う人は多いと思います。

 

しかし、子育てをしているとうまくいかない事や言うことを聞いてくれない瞬間にふと怒りをぶつけたくなることも。

 

子供は小さく、弱い存在です。

 

だからこそ、つい強めに声を荒らげたり叩いてしまうことも。

 

それがエスカレートしていき、虐待につながっていくケースもあるのです。

 

虐待する親が皆、自分勝手な気持ちから手をあげているわけじゃない。

 

自分も暴力を受け、心に傷を負っている人や理想を押し付けてしまう人。

 

この作品では子供側だけではなく、虐待を犯す親側の気持ちや問題も教えてくれています。

 

現代で何が起こっているのかを深く広く知ることが出来る貴重な作品です。

 

子供がいる方も、そうでない方も是非お手に取ってみてください。

 

新しい世の中の一面が垣間見れることでしょう。

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タイトル名 ちいさいひと 青葉児童相談所物語
作者 夾竹桃ジン
配信サイト まんが王国 (スマホ対応)
配信巻数 全6巻完結!

ちいさいひと|子どもたちが抱える問題

子どもとその家庭が抱える問題に救いの手を差し伸べる存在、児童福祉司。

 

児童虐待に苦しむ子どもたちと、その問題について真剣に向きあい何とかしようと奮闘する彼らの様子を描いた漫画が「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」です。

 

作者は夾竹桃ジンさん。シナリオは水野光弘さんが担当しています。

 

物語は主人公の新米児童福祉司、相川健太が児童相談所に配属されるところから始まります。

 

実は彼は虐待をうけていて、児童福祉司の人に助けられたことがありました。

 

そして、助けてくれた児童福祉司に憧れて自分も児童福祉司になったのです。

 

強い熱意をもって仕事に取り組む健太。彼の勤める児童相談所には様々な問題を抱えた子どもたちの話が聞かされます。

 

ネグレクトをされて死にそうな状況まで追い込まれた女の子。

 

暴力によって体中傷だらけになってしまっていた男の子。

 

他にもいろんな虐待の形が作中で見ることができます。

 

辛い気持ちになるとともに、もっとこの問題に関して目を向けなければという気持ちになりますね。

 

暴力シーンが苦手な人は注意した方がいいかもしれません。

 

作中では専門用語も出てきますがそれには解説もついていますので知識に自信がない人もちゃんと読むことができますよ。

 

虐待についてあまり考えることのないひとや、虐待含め子供について学びたい人、児童福祉司という仕事に興味を持った人。

 

この漫画からはいろんなことが得られると思うので、ぜひ読んでみることをオススメします。

 

児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
青葉児童相談所物語
作者:夾竹桃ジン
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|児童虐待ジャンルは避けていたのですが…

最近、何かと目にする「ちいさいひと」という漫画ですが、あの予告はやばいです。

 

衝撃的過ぎて先が気になるけど、読むの怖い…。

 

なんて方も多い のではないでしょうか?

 

私も初めはそう思いました。

 

読んでいて辛くなるような漫画を何故、進んで読まにゃならんのか!

 

でもあの子供達の結末は気になりません?

 

なのでネタバレ調べました(笑)

 

結果は、嫌いな方はここ飛ばしてください。

 

まずは一巻購入してみると読み易やさにびっくり!

 

あと、思ったより白熱してガンガン読んじゃいました。

 

何が良かったかというと、まずはキャラがしっかりして面白いんです。

 

舞台は児童相談所、主人公は新人の男の子なんですが熱血だけどちょっとドジ。

 

ところが子供達のピンチを感じたら規則も無視して突っ走る!

 

王道的な主人公ですが、こういったテーマの作品では暑苦しいくらいな彼の方が逆に救われました。

 

そして同僚にマドンナ的な女の子、頼れる上司に先輩方、少し意地悪な所長とキャラがイキイキしていて気に入りました。

 

普段から少年漫画を読む人ならすんなり入れる世界観って感じです。

 

あとは虐待と一言でいっても様々なケースがあり、専門用語も多いのですが。

 

お話の中の説明でもわかりやすいんですが、きちんとした解説ページもあって勉強になりました。

 

もちろん、文字読むの苦手って人は飛ばしてもOKです!

 

ただ、虐待の実情とか書いてあって正直、驚くことばかり。

 

実際にあった事件にも触れているんで読んで損はない内容だと思います。

 

小さい子供のネグレクトや身体的虐待、それに養子縁組や中学生に対する性的虐待などにも触れているんで内容が幅広いです。

 

虐待というと小さい子供のイメージがありましたが、そうじゃないパターンもあるのは盲点だなと。

 

あと、虐待があって離れていた親子が再び一緒に生活する話は個人的にグッときました。

 

関係の復活の難しさ、互いに愛情はあるのにすれ違う気持ちがせつなくって…。

 

全6巻ですがもっとボリュームあってもいいのに!

 

そう思うくらいに満足度高いです。

 

あと読んだあとに子供をギュッと抱きしめたくなります。

 

これ、本当に(笑)

 

なんか改めて大切にしなきゃなって思うというか。

 

気負わずに試しにちょっと読んでみて下さい。

 

ファンタジーなどとはまた別に、いい意味で価値観を変えてくれる良作だと思います。

 

児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
青葉児童相談所物語
作者:夾竹桃ジン
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|ネグレクトの恐ろしさと子供の純粋さに涙

何かと話題になっている「ちいさいひと」という漫画。

 

私も小さい子供がいる親としてテレビなどで虐待事件を目にする度になんとも言えない気持ちになります。

 

知ったきっかけはネットの広告でしたが、ちょうど登録していたサイトで配信されていたので思わず…。

 

お話は一巻単位というより虐待のケースごとに分かれているので、それぞれに分けて感想を書いていこうと思います。

 

まず初めは広告でも有名なネグレクト似合っている幼い姉妹のお話です。

 

明らかに汚らしい部屋で母の帰りを待つ姉とベッドで汚いオムツに包まれなく妹。

 

見ただけで胸が苦しくなりました。

 

父親はおらず、母親は時たまファーストフードを差し入れるだけでドアさえ開けません。

 

姉は小学校に入るくらいなのに幼い妹の面倒もするように言われ、母を待ちながら健気に頑張ります。

 

でも母親は帰る気なんてなくて、むしろ死んでしまえばいいと思っており…。

 

異変に気付いた主人公を初めとした児童相談所はなんとか母親や姉妹に会おうとしますが拒否られ続け、ギリギリのところで姉妹を発見し救出!

 

もうだめなんじゃないかと思う場面も多々ありましたが、妹が息をした瞬間には心からホッとし涙しました。

 

しかも最後に姉が行った言葉がまた涙!

 

ランドセルはお母さんが買ってくれるから

 

母親がデマカセでついた嘘を信じている女の子に涙!!

 

更にこれは主人公の想像?ですが、ランドセルを背負った姉と元気に立っている妹が笑顔の母親と幸せそうにしているカットにまたまた涙!!!

 

今は壊れた家族でもいつかは幸せに戻って欲しいといったところでしょうか。

 

まさに1巻目からハートを鷲掴みにされました。

 

暗く、辛いシーンもありますが主人公が明るくて何とかしてくれそうなキャラなんで救われます。

 

また周りの仲間がいい!

 

普通は初めの内、否定的で段々仲間になるパターンが多いですが、この漫画は最初からみんな熱いです。

 

だから途中からきっと助かるんだっていう確信みたいなものさえ感じちゃいました。

 

こういう漫画は安心して読めて好きですね。

 

とりあえず読んでみて下さい。

 

子供がいる人はより一層、我が子を大事にしてあげたい気持ちに駆られることでしょう。

 

私の勝手な感想ですが…。

 

児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|逃れられないDVとトラウマの恐怖

「ちいさいひと」の2つ目のお話は幼い兄弟が登場します。

 

まだ幼稚園児くらいの兄弟は道を歩いているところを保護されました。

 

それは小さい子供だけで歩いているからという理由ともう一つ、お兄ちゃんが体全体に傷を負っていたからでした。

 

体中が傷だらけで腕にはタバコを押し当てられた痕、明らかに虐待を受けていました。

 

お兄ちゃんは自分でパパが叩くと言うのですが、なんとも切ないセリフです。

 

僕の腕、溶けちゃったってどんな気持ちで言ってるのか…。

 

最初は読んでいるだけで気分が悪くなりました。

 

一度は保護された兄弟でしたが、親元に帰ってしまい主人公は二人の身を心配して奔走します。

 

その間にもお兄ちゃんは父親に虐待され…。

 

今回も危ないところで主人公の機転が働き、なんとか兄弟を保護することに成功しました!

 

実はこの家族は再婚同士でお兄ちゃんは母親の連れ子でした。

 

以前の虐待の記憶から中々懐かないお兄ちゃんに対し苛立ちを覚えた新しい父親は躾のせいだと虐待を始め、次第にエスカレート。

 

しまいには母親にまで虐待を強要し、DVの経験がある彼女は逆らう事が出来ず…。

 

今回は再婚とDVというテーマがあり、新しい家族に馴染めず虐待に発展するというケースでした。

 

新しい父親もお兄ちゃんの気持ちに気づく事ができたら何か変わったのかも。

 

母親が少しでも逆らう事が出来たなら…。

 

母親はDVの治療や自立をする為に子供達とは離れなければならなくて、一度は悲しいお別れが待っていました。

 

寝ている間にそっと去ろうとするも起きてしまう兄弟は泣いて嫌がります。

 

が、母親の気持ちを察してか最後には力強く送り出してくれ涙が出ちゃいます…。

 

色々な事情が重なって虐待が起こってしまうケースもある。

 

再婚は新しい幸せを掴むはずでしたのに、むずかしいですね。

 

でも、どんな親でも子供でも幸せになって欲しい。

 

そう願ってしまうお話でした。

 

児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
青葉児童相談所物語
作者:夾竹桃ジン
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|震災の怖さの裏で起こっていた出来事

3つめの「ちいさいひと」のお話は一味変わったお話です。

 

舞台は主人公のいる土地を離れ、東北の石巻に移ります。

 

東北といえばそう、東日本大震災です。

 

震災の時、保護を必要としていた子供達や児童相談所の職員はどうしたかが取材を元に描かれています。

 

私は震災時は東北にはいなかったものの、実家はまさに東北で他人事ではないという気持ちで読んでいました。

 

自分たちの生活もままならない中、子供達の安全確認に奔走する石巻の職員たち。

 

そこに自分も力になりたいと上司の反対を押し切り駆けつけた主人公が見て感じたものとは…。

 

地震の事はもちろんですが、それに加え精神不安から葛藤する母親と子供がもう一つのテーマとして描かれていました。

 

父親が漁師をしていて不在がち、子供は4歳の反抗期で不安定になっているところに襲ってきた津波が親子を飲み込んでいきます。

 

その親子を面談していた職員は安否を案じていたのですが、結果は二人とも無事で父親も合流しハッピーエンド!

 

今回もホッとさせてくれる終わり方でよかったです。

 

子供と二人だと謎の不安に襲われる気持ちは私も少し分かる気がしました。

 

平気な時は全くなんですが、上手くいかない事に苛立ってしまったり…。

 

虐待なんてありえないとは思ってはいますが、やらない可能性はゼロではないんだと感じる時はあります。

 

育児をしている人はあまり人には言わないでしょうが、少なからず感じていることかと。

 

そんな時、支えてくれる人や助けてくれる人がいるってことは本当に大事だなと思います。

 

家族だけでなく、地域の人も頼っていいし頼っていくべきなんですね。

 

そういう人がいるって分かるだけでも気持ちが楽になる気がしました。

 

ちょっと毛色は違う話でしたが、これもまた心に刻んでおかなければならないお話だと思いました。

 

児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
青葉児童相談所物語
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|子供のためって本当ですか…?

4エピソード目の「ちいさいひと」は虐待の可能性があると一人の男の子が保護されてきたところから始まります。

 

小学校では明るく友達も多い男の子ですが、夏でも長袖を着ていることが気になり…。

 

保護された男の子ですが一時保護所で馴染めず、主人公たちも対応に困っています。

 

そこで上司に呼ばれ出たのが「ちいさいひと」という言葉。

 

子供達は大人以上に周りを観察している。

 

子供達には一人の人間として技術や知識ではなく、心で接しろ!

 

これ、結構刺さりました。

 

小さい子供だから多少の事は分からないだろう、どうせ忘れてしまうだろうってのは大人の都合がいい考え方。

 

もし本当にそうならトラウマが残る子供なんていないはずです。

 

分からないからこそ、じっと見て感じているんでしょう。

 

迂闊な事はしてはいけない。

 

また一つ、学ばせてもらった気がします。

 

そして保護された男の子ですが、家は裕福ながら父親はエリートに育てる事しか興味がなく母親はママ友との付き合いに夢中で無関心。

 

勉強をこなさないペナルティから身体的、精神的虐待を加えられていた少年でした。

 

子供が連れて行かれた途端、謝り連れ戻そうとする親ですが勝手なもので。

 

どんな親でも子供と引き離されたら悲しい、だが愛情が間違った方向に進んでいる場合は戻せば子供の命が危ない。

 

闇というか、難しいもの感じる場面でした。

 

なんで正常な判断ができないんだろう、なんで子供を傷つけるまで至ってしまったんだろう。

 

子供を守るだけでなく、親もサポートするのが児童相談所の仕事。

 

改めて大変さが垣間見れた気がしました。

 

児童虐待から子供を救え!
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青葉児童相談所物語
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|家族になるって本当に難しい

5つ目のエピソードは養子縁組のお話です。

 

虐待にあって家庭に戻る事ができなくなった子供たちはどうなるのか?

 

施設で18歳まで過ごすケースもあれば養子縁組で新しい家族に迎え入れられるケースもあります。

 

しかし、日本では養子縁組はあまり進んでいないのが実情のようです。

 

それにはいくつか理由があるようですが、虐待を受けた子供達は普通の子どもと違って育てずらいというのが一つの理由にあるようで。

 

このエピソードの男の子も普段は優しいのですが、ちょっとした刺激で激昂してしまったり扱いずらい部分がありました。

 

親からの愛情不足から大人を試すような行動を取ってしまう彼に養子縁組の話が出たのですが、中々上手くいかず…。

 

泥団子をぶつけたり、気に入らないことがあれば家のものを壊してめちゃくちゃにしてしまったりとかなり過激です。

 

ぶつかり合う少年と里親にもうダメだと思い施設に戻そうとする主人公。

 

実は養子へ行った先でまた虐待を受けているのではないかと思っていたのですが、結局は勘違い。

 

他人同士が家族になるには本気でぶつかり合うことも必要な過程の一つと分かり自分の未熟さを痛感した主人公でした。

 

でも、誰もがそこまで本気にはなれず上手くいかない里親のケースもあるのでしょう。

 

また、今ある家庭の有り難さを感じさせてもらえるエピソードでした。

 

ただ、できる事なら全ての子どもたちが幸せになって欲しい。

 

それが施設であれ、里親の元であれ。

 

自分に今あるものを大切しつつ、何かできる事を探していけたらいいなとおこごましいかもしれませんが思います。

 

児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
青葉児童相談所物語
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|これで終わり!?もっと読みたい!!

最後は二つのエピソードをご紹介したいと思います。

 

というのも、二つはそれぞれメインとなる子どもが中学生なんです。

 

中学生くらい大きくなれば物事もよく分かっているし、自分である程度処理できるんじゃとか思ったんですが。

 

思春期の子どもたちはまだ支援が必要なケースがあるって分かったお話でした。

 

最初のお話は主人公が男の子で施設で生活しています。

 

しかしこの度、母親と一緒に暮らせる事になるのですが中々お互いにうまく気持ちを言えずギクシャクして…。

 

男の子はもう大人だし大丈夫と余裕を見せるのですが、やはり無理がある部分があり万引きしたりしちゃいます。

 

母親もカウンセリングなどに通い子どもとの関係修復に凄く苦労して来たのですがいざとなるとうまくいかない部分があり。

 

そこで活躍したのが主人公の先輩!

 

ずっと男の子の面倒を見てきた人なんですが、親子がうまくいくように自ら嫌われ役になって絆の回復に一役買って出たんです。

 

結果、親子は危機を全てうまくいったのですが先輩の流した男の涙にはこっちまでホロッと来ちゃいました。

 

時には嫌われることも仕事ってやるせない気がしますが、熱くいいお話でした。

 

最後は母親が再婚した相手に性的に狙われる女の子のお話でした。

 

母親が幸せになるのは嬉しい!と思っていたらなんか相手の男性の様子がおかしくて…。

 

最初は勘違いかと思いきや、笑顔で迫る男が本当に怖ってなりました。

 

家族だからっていってもお風呂に入ってくるのはアウト過ぎますよ。

 

でも大人しく女の子は中々言えず、友達の男の子が主人公と知り合いで解決に向かったのですが。

 

小さい子どもじゃなくて気づいてあげることって凄く大事なんだと感じました。

 

全6巻で色々な子供達、親たちが登場しましたが共感できたり苛立ったり、悲しかったりと感情を揺さぶられるエピソードばかりでした。

 

これらが完全にフィクションではなく、少なからず現実にも起きている話と思うと考えさせられますね。

 

自分に出来ることは大して無いのかもしれませんが、いざとなれば力になりたいなと思います。

 

また自分の家族に対する気持ちも改めて考えるものがありました。

 

せめて、自分の周りにいる人くらいは大事にしたい。

 

是非、色んな人に読んで欲しい漫画です。

 

みんなが知ることで世界は少し変わるかもしれない、そんな気がします。

 

児童虐待から子供を救え!
ちいさいひと
青葉児童相談所物語
作者:夾竹桃ジン
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語|ネタバレ記事一覧


 
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